使う
留意事項
- 枕地には植付けません(除草走行で踏みつけます)。
- 田植え時は、旋回前後の4条と4条の間隔を30~40cm(通常の条間+0~10cm)程度離して植付けるようにます(蛇行して間隔が25cm以下になると、外側のフロートで苗を痛める恐れがあります)。畔際も同様にします。
(旧版は両外側の除草フロート幅が広いので、旋回前後の4条と4条の間隔を35~45cm(通常の条間+5~15㎝)程度としています。)

- 除草フロートが接地した状態では、旋回・後退しないでください(除草爪・櫛、および除草ユニットが、破損する恐れがあります)。
- 湛水した圃場以外では、除草ユニットを下げきらないでください(除草爪・櫛、および減荷ユニットのバネが、破損する恐れがあります)。
- 使用時以外は、直射日光・高温を避けて保管してください(プラスチック部品が、変形・劣化する恐れがあります)。
- 使用後は、水洗清掃してください(できれば、鉄部にはオイル塗布してください)。
考え方
コントラスト
条間除草はさほど難しくありませんが、苗が植わっている条部(株周り・株間)を除草するには、少し工夫が必要です。
条部除草の考え方は、稲苗と雑草の強さにコントラストをつけて、その狭間の強さで除草することです。除草初期はコントラストが弱いので、丁寧な代かきと活着が良くなる田植えが大事になります。

枕地
長方形の圃場だと枕地の割合は少なくなりますが、50m×20m(10a)の場合でも1割(1a)が枕地となります。単純計算では、反収が1割減、ということになってしまいます(作付面積で換算すれば変わらないのですが)。
土地生産性と労働生産性
「労働力は足りていても土地が限られている」という条件の場合、土地生産性(反収)が重要になります。条件が逆転すれば、労力・コストに対する生産性が重要になります。
仮に、収量が8割になっても労力・コストが5割になるとしたら、「多少は収量が減っても、浮いた労力・コストを違うことに」という考えもできます。「労力・コストが半分になるなら、面積を倍にして収量を1.6倍に」と考えることもできます。
コスパのS字カーブ
コスト=費用・労力・時間、パフォーマンス=効果(ここでは除草効果)、としてみます。コストが小さいうちはなかなかパフォーマンスに現れませんが、やがてコストに比例してパフォーマンスも上がっていきます。しかし、そのうちにコストにパフォーマンスがついてこなくなります。
手段とやり方によって、コストの割にはパフォーマンスが上がらなかったり、より小さいコストでもパフォーマンスが上がったりします。

なお、仮にコスパの比例する限界がパフォーマンス(除草効果)80%としても、その時の収量も80%まで落ちるというわけでもありません。
「楽田楽」の目標は、8~9割の除草ができればOKで、それをよりラクに、としています。田んぼが楽しくなるように。