接地調整

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 除草フロート底面は、多少は田面を感知しますが、主に田植え機との高さ関係(耕盤からの高さ)で決まります。除草フロートが田面に接地するためには、圃場の耕盤の深さに応じて、吊り上げ距離を設定調整する必要があります。

 吊り上げ距離は、ターンバックルに掛けるチェーンの輪数で調整し、ターンバックルで微調整します。
 接地具合は、除草フロート側面のインジケーターで確認します(下図)。除草爪・櫛が接地するまでインジケーターは下がりきっていますが、爪・櫛が接地するとインジケーターは上がり始めます。除草フロート底面が田面に密着するとインジケーターは水平になり、爪・櫛の効果が最大になります。それを超えると、除草フロートが田面にめり込んで、泥が稲苗を動かしてしまいます。

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 接地調整(吊り上げ距離の調整)は、除草走行に入る前に枕地を利用して行ない、最適なチェーンの輪数を探します。除草走行中の微調整・修正は、ターンバックルを回して行ないます。田植え機の油圧感度レバーでも調整できる場合があります(感度レバーの調整効果は、田植え機の機種によって異なります)。
 チェーンの輪数設定の際は、ターンバックルの可変範囲・感度レバーの位置を、中位にしておくのが基本ですが、耕盤の深さの変化が大きい圃場では、調整しきれない場合もあります。
 そのような場合、例えば耕盤が枕地で深く中央付近で浅いような場合は、枕地でチェーンの輪数を設定する際に、ターンバックルを短い側に感度レバーを柔らかい側にしておくと、除草走行中の調整範囲が大きくなります。

 なお、一通り除草してチェーンの長さが決まったら、ターンバックルに掛ける輪にテープなどで印を付けておくと、次回からの調整がしやすくなります。